コードの概要

この節は、gprMax のコードを使い始め、変更を加えたい開発者に情報とアドバイスを提供することを目的としています。

コードはPython(3.x)で記述され、FDTDソルバーのようなパフォーマンスが重要な部分はCython(CPU)またはNVIDIA CUDAプログラミングモデル(GPU)を使用して記述されています。CythonによりCPUベースのソルバーをOpenMPで並列化しマルチコアCPUで実行できます。gprMaxはCPUノードまたは複数のGPUで動作するMPI(Message Passing Interface)タスクファームも備えています。

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図 45 主要なコードの制御(動作)の流れを示した高レベルの概要